イ・ジョンウンとジョン・ウンジ、二役で熱演『昼夜の女』...
JTBCの週末ドラマ『Miss Night and Day』(以下『昼夜の女』)で俳優イ・ジョンウンとジョン・ウンジが二役で視聴者の心を掴んでいる。就職準備生とシニアインターンという全く異なるキャラクターを演じながらも、その真心を同じく伝え、作品は毎回視聴率最高記録を更新中だ。
先月15日に始まった『昼夜の女』は、突然50代になってしまった就活生とその人に巻き込まれた検事の奇想天外なインターンシップとロマンティックコメディを描いたドラマだ。ジョン・ウンジは20代の就活生イミジンを、イ・ジョンウンは50代になった後、シニアインターンになったイムスンを演じている。
作品の最大の特徴は「二役」だ。イ・ジョンウンは20代のジョン・ウンジの姿を完璧に再現している。
ジョン・ウンジ特有の方言のアクセントやジェスチャー、表情などを細かく再現し、「目を閉じて聞くと完全にジョン・ウンジのようだ」と評価されている。
視聴率は初回4%から始まり、着実に上昇し、最近の第8話では8.4%(ニールセンコリア、全国有料家庭基準)を記録し、最高記録を更新した。これは俳優たちの熱演と共に、作品が伝えるメッセージが視聴者に共感を得ているためと分析される。
イ・ジョンウンが演じるイムスンは、超高速の文書作業、
コーディング、エクセルはもちろん、登山やMZ世代の新語解読、ゲームの達人まで多才な姿を見せ、
「レジェンドインターン」としての地位を確立している。
これは社会人初心者たちが夢見る理想的な職場人の姿を代理満足させてくれる。
一方、ジョン・ウンジが演じるイミジンは、多くの韓国の就活生に共感を得ている。「一生懸命生きていなかった日は一日もなかったのに」と言いながら勉強した本を捨てる場面や、インターンに合格した後、「あれだけやってもダメだったのに(就職が)できたね」と言って泣く場面は、多くの就活生の共感を得た。
『昼夜の女』は国内だけでなく海外でも注目されている。6月第4週基準でネットフリックスのグローバルトップ10 TV(非英語)部門で4位を記録し、20か国でトップ10入りした。これは170万視聴数、980万視聴時間という驚くべき成果だ。
作品はまた、「年齢に関係なく、自分が考える通りに生きられる」というメッセージを伝えている。50代の外見を持つイムスンがMZ世代の体力とマインドで偏見を克服する姿や、20代のイミジンと検事ケ・ジウン(チェ・ジニョク扮)の間の意外なロマンスは、年齢を超えた関係の可能性を示している。
現在、折り返し点を迎えた『昼夜の女』は、ロマンスコメディと共に村で起きた連続殺人事件というスリラー要素を加え、今後の展開に対する期待感を高めている。毎週土曜と日曜の午後10時30分に放送されるこのドラマが今後どのようなストーリーを展開するのか、そして視聴率10%突破という目標を達成できるのか、関心が集まっている。