俳優ソンが死去...日本人ストーカーファンによる持続的な嫌がらせ疑惑が提起
俳優のソン(39)が14日、ソウルの自宅で亡くなっているのが発見され、日本人ストーカーファンの持続的な嫌がらせが彼の死と関連している可能性が提起され、芸能界に衝撃を与えている。
警察関係者によると、この日、ソンの自宅で遺書が発見された。
昼食の約束があった知人が連絡がつかないソンを心配して訪ねたところ、悲劇的な状況を目撃し、即座に警察に通報したと伝えられた。
特にオンラインコミュニティやSNSを中心に、日本人ストーカーファンA氏による持続的な嫌がらせがあったという疑惑が急速に拡散している。
A氏は今年4月から自身の「X」(旧Twitter)アカウントを通じて、ソンに対する悪意的な誹謗を続けてきた。「ファンがくれたプレゼントもXXへの捧げ物になったのか」、「あなたの演技力でその卑劣な本性を隠せるのか」などの悪質な投稿を持続的に掲載していたという。
さらに深刻なのは、A氏がソンの家族や知人の写真まで無断で掲載し、私生活を侵害した点だ。
ファンたちは「非公開アカウントまで見つけ出して執拗に嫌がらせをした」と憤りを表し、「外国人だから法的処罰が難しかったのでは」という懸念の声も上がっている。
ソンの所属事務所側は「現在の状況が非常に痛ましい」とし、「故ソン俳優の名誉を毀損する悪質な投稿や虚偽事実の流布については法的対応を検討中だ」と明らかにした。
一方、A氏はソンの訃報が伝えられた直後にSNSアカウントを閉鎖したことが確認された。
故ソンは2013年のドラマ**『ドラマ名』で本格的に注目を集め始め、『Two Weeks』、『感激時代:闘神の誕生』、『優しくない女たち』、『まず熱く掃除せよ』など多数の作品で印象的な演技を披露した。
映画界でも『容疑者』、『狂った愛』、『夜叉』**などを通じて実力派俳優としての地位を固めてきた。
特に最近までティービングオリジナルシリーズ**『Queen Woo』や演劇『ベルサイユのばら』**に出演するなど旺盛な活動を続けていた点で、彼の突然の訃報は一層哀しみを誘っている。
俳優としての情熱と誠実さで、同僚俳優やスタッフの間でも信望が厚かったと知られている。
警察は正確な死亡経緯を把握するために捜査を進めており、日本人ストーカーファンの嫌がらせとの関連性も綿密に調査する方針だ。
芸能界関係者やファンたちは故人の冥福を祈り、芸能人に対する悪質なコメントや私生活侵害問題の深刻さを改めて指摘している。
一方、俳優ソンは1985年生まれで、2013年から本格的にドラマと映画を行き来しながら多彩な作品活動を展開してきた。
彼の最後の作品となった演劇**『ベルサイユのばら』**は先月盛況のうちに幕を下ろした。