IVEのチャン・ウォニョンの所属事務所が虚偽ニュース拡散チャンネルとして指摘したYouTubeチャンネル『탈덕수용소』に対して提起した訴訟で、運営者A氏が「検察が異例のメディア操作を行っている」と主張
IVEのチャン・ウォニョンの所属事務所、スターシップエンターテインメントは、YouTubeチャンネル『탈덕수용소』 (タルドゥクスヨンソ) を虚偽ニュース拡散の責任者として訴え、その運営者A氏が検察が「異例のメディア操作を行っている」と主張した。
6月19日、ソウル中央地方裁判所でスターシップエンターテインメントが『탈덕수용소』の運営者A氏を相手に提起した1億ウォン相当の損害賠償請求訴訟の第3回弁論期日が行われた。
この日、裁判部は「原告の2023年10月27日付けの書面に記載されたA氏の違法行為の一覧について、行為ごとに具体的な回答をお願いしたが、4月2日に提出された内容を見ると、あまり詳細ではないようだ」と指摘した。
続けて、裁判部は前回の期日に言及されたA氏の類似の嫌疑に関する刑事事件の進行状況について質問した。
これに対してA氏の弁護人は「現在起訴のみされており、公判はまだ始まっていない」と答えた。
さらに弁護人は「この事件について、検察が異例の報道資料を発表し、証拠資料として提出した。
仁川地方検察庁は被告を拘束起訴したいという理由で令状を請求したが、棄却され、他の事件を合併して捜査し、令状を再請求したが、それも棄却された。
結局不拘束起訴となったが、どのような意図かは不明だが、メディア操作を続けている」と主張した。
これに対し裁判部は「結局信憑性の問題であり、それをどう把握するかの問題」と答えた。
その後、スターシップエンターテインメントの弁護人は「これに関する記録を提出するだけで、他にすることはないようだ」と同意した。
次回期日は8月14日に設定された。
スターシップエンターテインメントは1月に「所属アーティストを継続的に嫌がらせてきた『탈덕수용소』を相手に、2022年11月から民事および刑事訴訟と海外での訴訟を進めている。
『탈덕수용소』は継続的な虚偽情報の流布で深刻な名誉毀損を引き起こし、当社の業務を妨害しただけでなく、アーティストやファンに深刻な苦痛を与えた。
現在進行中の訴訟を通じて民事および刑事上の責任を最後まで追及するために最善の努力を尽くしている」と強調した。
『탈덕수용소』は、虚偽の事実、悪意のある噂を無分別に拡散するサイバーレッカー(ネット上での中傷・攻撃)チャンネルで、多数のK-POPアーティストに言及し、ファンから多くの批判を受けてきた。
特にチャン・ウォニョンなどに対して厳しい虚偽ニュースを繰り出してきた『탈덕수용소』に対して、所属事務所スターシップエンターテインメントが2023年7月に強力な法的対応を取った結果、2023年10月に裁判所が弁論なしに判決を下し、チャン・ウォニョンの一部勝訴判決を下したが、A氏は法律代理人を通じて判決結果に不服を申し立て、控訴状を提出したほか、訴訟結果に対する強制執行停止を申請した。
『탈덕수용소』はこれまで、人気芸能人を対象に根拠のない事実と悪意のある噂を無分別に拡散し、批判を受けてきた代表的なサイバーレッカーチャンネルとして悪名高い。
『탈덕수용소』は再生回数を増やすために芸能人を犠牲にし、巧妙なコラージュや虚偽の情報を拡散して大きな混乱を引き起こした。
これに対し、主要な大衆音楽団体は2023年9月、『탈덕수용소』をはじめとする悪質なコンテンツクリエイターに対する厳罰を求めた。
その後、スターシップエンターテインメントは2023年5月、米国カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所から情報提供命令を受け、今月、米国グーグル本社から『탈덕수용소』運営者に関する有意義な情報を入手したことを発表した。
グーグルの協力を得て『탈덕수용소』に対する法的対応の意思を強く表明し、一次的に勝訴判決を得た。
最初の弁論の際、A氏の弁護人は今回の件に関して「公益目的によるものであり、内容が虚偽事実であることも知らなかった」と主張した。
続く第2回弁論では、スターシップエンターテインメントの弁護人が「原告の損害と被告の収益の間に直接的に考慮すべき要素はなく、A氏の名誉毀損や業務妨害によって作成された動画の収益が被告の全体収益の中でどの程度を占めるのかが把握できない。
区別するためにはアカウント削除により全体収益しか把握できない」と訴え、「今回の訴訟以外にも2件が進行中で、刑事事件のうち1件は正式裁判に進み、被害者が異なる。
もう1件は当社が提訴した事件で、仁川地検に係留中であり、まもなく結論が出るだろう」と付け加えた。