ラッパー・サンイ、特別暴行の容疑で立件...
絶え間ない論争に大衆の疲労感が増加
ラッパーのサンイ(本名 チョン・サン、39歳)は再び論争の中心に立たされており、今回は特別暴行の容疑で立件され、大衆の失望をさらに深めています。彼の継続的なスキャンダルへの関与は彼を批判の的にし、この最新の事件は非難をさらに強めました。
ソウル麻浦警察署によると、サンイは17日に特別暴行の疑いで正式に立件されました。
この事件は先月28日の夜、麻浦区の公園の通路で、サンイが「自転車をきちんと押して歩け」と行人に言いながら携帯電話などで殴打したとされるものです。被害者は目の周りに切り傷を負い、数本の歯が損傷したと伝えられています。
警察はすでにサンイを取り調べ、十分な証拠があると判断して捜査を進めています。
サンイは事件発生から24日後、暴行を認め、公式声明を発表して被害者に謝罪しました。
彼は声明で「被害者の方に心からお詫び申し上げます。まずこの声明を通じてお詫びを伝えますが、直接お会いして謝罪したいと考えています」と述べました。また、「私の行動で失望された皆様にも謝罪します。
どうか私の過ちを叱ってください」と付け加えました。
しかし、遅すぎる謝罪はその誠意について疑問視されています。
批評家たちは、サンイが被害者に謝罪する時間が約3週間もあったにもかかわらず、事件が報道された後でようやく声明を発表した点を指摘し、彼の本当の後悔に疑問を投げかけています。
サンイがスキャンダルに巻き込まれたのは今回が初めてではありません。
最近では、自身が代表を務めるFameUs所属の元歌手B.O.との間で、未精算金の問題をめぐる争いがありました。
サンイとB.O.の間での暴露合戦はファンの疲労感をさらに増大させ、この問題は現在、B.O.の新しい所属事務所との法的争いに発展しています。
過去にもサンイは多くのスキャンダルの中心にいました。
彼はある番組でRed Velvetのアイリーンに対して不適切なスキンシップを取り、無礼な行動をしたことで批判され、2018年にはイス駅暴行事件の関連映像をSNSに投稿し、二次被害の論争を巻き起こしました。
また、『フェミニスト』や『6.9』といった曲を発表し、性別対立を煽っていると指摘されたこともあります。
かつて『知ってる人の話』や『真夏の夜の蜂蜜』などのヒット曲で大衆の愛を受けたサンイですが、最近では軽率な言動によって放送や公演などで彼の姿を見ることが難しくなっています。
今では、彼の音楽よりも論争が有名になっています。
サンイの持続的なスキャンダルは、大衆の疲労感を増大させています。
かつて人気ラッパーだった彼の転落は、芸能界における責任ある行動の重要性を再認識させています。今後のサンイの行動や今回の事件に対する法的処理の過程、そして彼の真摯な反省と改善の努力があるかどうかが注目されるでしょう。