NewJeans、ADORに専属契約解除を要求... 所属事務所「賢明に解決する」
グローバルガールグループNewJeansが所属事務所ADORに専属契約解除を要求する内容証明を発送したことが確認された。
14日、ADORは公式立場を通じて「内容証明を受領し、検討中」とし、「アーティストと持続的に共にできるよう最善を尽くす」と明らかにした。
前日の13日、ミンジ、ハニ・ファム、マッシュ・ダニエル、カン・ヘリン、イ・ヘインなどメンバー5人は本名での内容証明をADOR側に伝達した。
彼女たちは「この書信を受け取った日から14日以内に専属契約の重大な違反事項をすべて是正せよ」と要求したと伝えられた。
内容証明には特に、HYBEが「ニュー(NewJeansを指す)を捨てて新たに組み直せばよい」という決定をした点に関連し、マネジメント会社としての必要な措置を要求する内容が含まれていた。
また、マネージャーのハニに対する「無視して」という発言に対する謝罪と、ミン・ヒジン前ADOR代表の復帰を要請したと伝えられた。
これに関連して一部で提起された某上場会社関連の疑惑についてADORは「NewJeansメンバーの親戚関連の有無、ミン・ヒジン理事の該当企業ミーティングなどについて、ミン理事は『事実無根』という立場を再度明らかにした」と説明した。
K-POP業界関係者は「デビュー以降、グローバル市場で驚くべき成果を上げたNewJeansの今回の事態は非常に異例」とし、
「所属事務所とアーティスト間の葛藤が長期化する場合、グループの活動にも影響を及ぼす可能性があり懸念される」と伝えた。
NewJeansは2022年7月のデビュー以降、「Hype Boy」、「Ditto」、**「OMG」などのメガヒット曲を次々と発表し、グローバルK-POP市場の新たな強者として位置づけられた。
特に米国ビルボードメインアルバムチャート「ビルボード200」**で韓国ガールグループ初の1位を記録するなど、目覚ましい成果を収めた。
業界ではNewJeansの成功にミン・ヒジン前代表の役割が大きかったという評価が支配的だ。
ミン前代表はSMエンタテインメントでf(x)、Red Velvetなどの成功的なローンチを導いた後、HYBEに移籍し、NewJeansを成功的にデビューさせたが、最近ADOR代表職から退いた。
一方、ADORは「今後もアーティストとの信頼関係を回復し、円満な解決に努める」という立場を明らかにしたが、具体的な解決策については言及しなかった。
今後、双方の交渉過程と結果に業界の注目が集まる見通しだ。
NewJeansの所属事務所紛争は、最近K-POP業界で発生した複数のアーティストと所属事務所間の葛藤事例の一つであり、アーティスト権益保護とマネジメントシステム改善の必要性を改めて提起する契機となっている。