ミン・ヒジン対HYBE:経営権を巡る法的闘争が激化
HYBEとAdorのCEOであるミン・ヒジンの間で経営権を巡る紛争が法廷闘争に発展した。
ミンは、HYBEが要求した臨時株主総会での議決権行使を禁止する仮処分を申請した。
Adorは、ミンが5月7日にソウル中央地方裁判所でHYBEを相手に申請したと発表した。
HYBEは以前、ミンをCEOと取締役から解任するための臨時株主総会の開催を要求していたが、これはミンとの株主間契約に違反している。
HYBEはミンに横領の疑いをかけ、告発状を提出した。
Adorは臨時株主総会の開催要求に応じなかったため、HYBEは裁判所の許可を求めた。これに対し、Adorは議決権行使を禁止する仮処分を申請した。
Adorは5月10日に取締役会を開催し、臨時株主総会の開催について協議する予定だ。取締役会が総会開催を決定した場合、早ければ5月27日に開催される見通しだ。HYBEはAdorの80%の株式を保有しているため、仮処分はHYBEが総会で議決権を行使することを阻止することを目的としている。
ミンは、HYBEの横領疑惑は根拠がないと主張し、Adorのアーティスト(NewJeans)と企業の価値を守るために仮処分を申請した。
CEOを辞任する意思はない。
警察は、HYBEがミンに対して提出した横領事件を迅速に捜査すると述べた。
一方、Adorの唯一のアーティストであるNewJeansは、5月24日にダブルシングルでカムバックする予定だ。