ユーチューバー・ツヤンへの脅迫で弁護士逮捕...
「深刻な容疑が確認される」
有名な大食いユーチューバー、ツヤン(本名 パク・ジョンウォン)を脅迫し、金品を強奪した容疑で起訴された弁護士が逮捕されました。19日、スウォン地裁のソン・チョル令状担当部長判事は、チェ某弁護士に対する拘束前被疑者審問(拘束令状実質審査)後、「確認された容疑事実が重大である」として拘束令状を発行しました。
チェ弁護士は、ツヤンを脅迫し2300万ウォンを奪い、彼女の過去を利用して金品を強奪した容疑(恐喝・脅迫)で起訴されたユーチューバーのクジェオク(本名 イ・ジュンヒ)など、いわゆるサイバー恐喝グループにツヤンの個人情報を提供した疑いが持たれています。検察は、ツヤンがチェ弁護士の過去の暴露を恐れ、顧問契約を名目に金品を提供したとみています。
この事件は、先月25日にツヤン側がチェ弁護士を恐喝および業務上秘密漏洩の容疑で告訴したことから始まりました。検察はユーチューバーのカラクラ(本名 イ・セウク)と共に、チェ弁護士に対しても恐喝などの容疑を適用して拘束令状を請求しましたが、裁判所はチェ弁護士について「犯罪行為について争いの余地があり、証拠隠滅の懸念が少ない」として棄却した経緯があります。
その後、検察は補完捜査を通じて個人情報保護法違反、業務上秘密漏洩などの容疑を追加し、今月14日にチェ弁護士に対して事前拘束令状を再請求し、今回拘束令状が発行されました。
一方、この事件に関連してユーチューバーのクジェオクとジュジャックガンビョルサ(本名 チョン・グクジン)は恐喝などの容疑で拘束起訴されており、彼らの犯罪行為を幇助したカラクラ(拘束中)とクロコダイル(本名 チェ・イルファン、未拘束)も恐喝幇助などの容疑で裁判にかけられています。
今回の事件は、有名インフルエンサーを対象とした脅迫と強奪、そしてそれを取り巻く法曹関係者の関与などにより社会的な関心を集めています。特に個人情報の漏洩とサイバー犯罪の深刻さを改めて浮き彫りにしており、今後の裁判過程でどのような追加事実が明らかになるのか注目されています。